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2015年08月14日

生息しない湿



 たとえば、小型のティティモンキーは、大型の種の食べない有毒な青い実を食べますし、ヨザルは、他種の活動しない夜間に餌をとります。また、頭が禿げ上がった鮮紅色の奇怪な風貌から、現地では『悪魔の猿』と呼ばれているウアカリは、他のオマキザルの地林(バルゼアと呼ばれる、雨期になると水没するジャングルです)に棲んでいます。
 オマキザルたちにも、当然、天敵は存在します。ジャガーは別dermes格としても、猫科のオセロットやマーゲイ、イタチ科のタイラなどは、大型のサルをも捕食します。
 また、これは森氏が実際に目撃したことなのですが、セクロピアの木の梢近くにいるホエザルが、すっかり安心しきった様子で木の葉を食べていると、何の前触れもなく上空から『馬鹿みたいに大きな鳥』が舞い降りてきて、恐怖に硬直したホエザルをひっ掴むと、木々の間を縫って軽々と運んでいったそうです。
 森氏は完全に肝を潰したために、鳥の姿形はよく覚えていませんでしたが、ホエザルがオマキザルの中では最大級であることを考えると、こんなことができるのはオウギワシだけだということでした。
 オウギワシというのは、カンムリクマタカ、サルクイワシと並ぶ世界の三大猛禽の一つで(三大テノールと同じで、誰が決めたのかは知りません)、英名を harpy eagle といいます。harpy というのは、ギリシャ神話のハルピュイアのことで、女の顔に爪の生えた翼を持ち、子供をさらう恐ろしい怪物です。オウギワシはその名に恥じず、強力な爪でサルやナマケモノなどを捕殺します。
 そんな物凄い鳥が頭上から急降下してきた日には、たぶん、もう逃れるすべはないのでしょう。突然、風を切る獰猛な羽音が鼓膜を打つとき、オマキザルたちの脳裏にも、短い生涯の記憶が走馬灯のように点滅するのでしょうか……?
 そうそう。オマキザルの仲間で、もう一種だけ、紹介するのを忘れていました。先ほどのウアカリに比較的近縁の種である、モンクサキです。
 灰色のばさばさの毛皮に、ひどく憂鬱そうな顔をした、およそ見栄えのしないサルなのですが、これが見事なくらい森氏に生き写しなのです。もし動物図鑑を見る機会があったら、忘れずにチェックしてみてください。
 次に、蜷川教授の仕事について。
 とにかく、一刻もじっとしていない人であり、まだ、落ち着いて話を聞くdermes機会にも恵まれていません。ですから、あまり迂闊なことは言えないのですが、僕の見たところ、教授の頭の中には独特の文明史観があるようです。カミナワ族のように、先史文明を受け継いでいる可能性のある部族を探してフィールドワークを行っているのも、それを実証するためであるようです。
 教授の文明史観がどんなものか、正しく要約できる自信はとてもないのですが、簡単に言えば、『生存』と『幸福』という必ずしも一致しない二つの欲求の相克によって、人類の文明が発達してきたというものらしいです。
 脳は常に、過剰なまでに『快感』、『満足』、『幸福』を求めたがるのですが、あまりにもそちらに傾きすぎると、『生存』のためには不適格な行動をとることになりかねず、淘汰されてしまいます。
 人類は、この二つの目標の間でバランスを取ろうとして、どちらにも、ほぼ同じくらいの努力を傾けてきました。一方では、『生存』を希求するために、外敵や災害、飢え、疫病などに備え、もう一方では、心の平穏を得るために、『文化』を作り出したのです。
 多くの人が薄々感づいていたように、最も手堅い戦略は、まず、『生存』dermesのために必要充分な資源を確保しておき、『幸福』の方は、なるべくお金やエネルギーをかけずに処理することでしょう。ですが脳は、それではなかなか満足してくれません。

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Posted by 千言萬語說不清 at 12:38│Comments(0)育兒
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